vintagejoin 代々木SHOP

代々木3丁目にて小さなヴィンテージオーディオSHOPを営んでおります。 オーディオ的なサウンドではなく気持ちよいサウンドを提案しております。 www.vintagejoin.com

2020年11月

EQカーブ調整型真空管フォノイコライザーの販売まであと数週間となりましたが
24日の発売が輸入関税の関係にてずれ込むかも?
との話も出て来ております。確実な情報が入りましたら、このプログにてお知らせ致します。

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今回のフォノイコライザーですが、良い点と悪い点が有りますので、正直にお話致しましょう!

<良い点>
・この価格帯としては、納得出来るアイテムであり、改造も簡単に出来るのでお買い得である。
・EQカーブの可変はレコードとシステムが合わない時などの微調整に便利である。
・モノラルレコード再生時の調整にも便利である。
・電源がスイチィングのACアダプターなので改良、交換する事によりグレードUPが楽しめる。

<悪い点>
・MCカートリッジ時でのノイズは気になるところです。MCトランスやヘッドアンプとの
 併用をお薦めします。
・ノーマル時のサウンドではやはり、少し音質的にも納得できないところが有りますので
 改造前提に考えた方が良いでしょう!

と言ったところでしょう!

改造といっても大きく分けて3種類の方法が有ります。
1.半田を使わない簡単な方法
    真空管の交換、OPアンプの交換
2.半田を使った方法
    内部パーツの交換、増設
3.別途電源の製作

1.はStereo誌の12月号やMOOK本誌にて紹介されております。
2.はMOOK本誌や1月号の当方の連載 ”クラフトヴィンテージ”にて紹介されております。
3.は2月号より当方の連載”クラフトヴィンテージ”にて紹介して行く予定です。


今回は、1月号でも紹介される予定の交換パーツ個所を1か所、特別に紹介致します。

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写真のD1の個所の還流ダイオードとなります。半田を使った交換パーツにて1か所だけ
しか交換出来ないという場合には当方はこのダイオードを交換致します。

還流ダイオードの交換で音が良くなる!なんて馬鹿げていると思われる方も多いと思います。

当方も交換して実際に音を聴くまでは、そう考えておりました。
でも実際には、想像以上に音質に影響している事が解りました。

音が良く変わるという事は、悪くも良くもなるという事なのでパーツの選別はそれなりに
大事になります。
写真のダイオードはテレフンケンのダイオードとなります。

まずは、このダイオードの個所の交換をだまされたと思って試してみて下さい。

また、トータル的にやっぱりきちんとしたカスタム品をご希望の方がおりましたら
当方の方でもカスタム品の販売をしております。

今回のカスタム品は以下の内容にて予定しております。
*今後の改良により多少の仕様変更も有るかもしれませんので
 ご了承下さい。

1.US JAZZ・Rock仕様 特別バージョン   38,000円(税込・本体込・組立込) 残9台
  還流ダイオード交換(1か所)                           Motolora                      
  
  電源部デカップリングコンデンサ交換(1か所) Sprague
  カップリングコンデンサ(6か所)                       Sprague
  OPアンプ交換                                                BB OPA2134PA
  専用アース線


2.ヨーロッパサウンド仕様 (VintageJoinリファレンス)   35,000円(税込・本体込・組立込) 残8台
  還流ダイオード交換(1か所)                           Telefunken                      
 
  電源部デカップリングコンデンサ交換(1か所) ROE GOLD
  カップリングコンデンサ(6か所)                       ROE・Siemens
  OPアンプ交換                                                TI LME49720
  専用アース線


3.ヨーロッパ Classic仕様 特別バージョン    38,000円(税込・本体込・組立込) 残15台
  還流ダイオード交換(1か所)                           RFT                      
  電源部デカップリングコンデンサ交換(1か所) FROLYT
  カップリングコンデンサ(6か所)                      FROLYT
  OPアンプ交換                                                Tesla MAE2741
  専用アース線

4.JAPAN仕様 特別バージョン   33,000円(税込・本体込・組立込)     残5台          
  電源部デカップリングコンデンサ交換(1か所) NICHICON
  カップリングコンデンサ(6か所)                       NICHICON
  OPアンプ交換                                                TI NE5532
  専用アース線,etc

フォノイコなので気合入っております、交換パーツも今までで一番数も種類も
多いと思います。

この価格で有れば、正直何個も違うタイプを所有していても後悔しないと思います。
限定販売ですから手に入りませんからね。

予約ご希望の方は
氏名:
郵便番号:
住所:
電話番号:
ご希望の商品名:
その他ご要望、質問:

上記ご記入の上、以下のアドレスまでご連絡頂けますよう
お願いします。
june15home@yahoo.co.jp

各数量に限りが有りますので、お早めにどうぞ!




入荷のお知らせになります。

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Schulz KSP-215K  ペア  エンクロジャーインストール込 150,000円ペア
当店のリファレンススピーカーになります。これからインストールして行きます。
初期型のタイプになります。

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Tesla (Supraphon) ペア  50,000円ペア
レアアイテムのTeslaのシステムになります。とても爽やかなサウンドです。
やはりTeslaはピアノやギターが良い感じですね。

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Philips VE1644  ペアでは有りません。 各28,000円
たまたま2本入荷しました。
人気の金物格子タイプになります。

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RFT スペースエイジデザインスピーカー+AMPセット  28,000円
可愛いイエローのスペースエイジデザインのスピーカーとAMPのセットになります。
このイエローのスピーカーにはTeslaのユニットがインストールされております。


先日のStereo誌のMOOK本用の取材、試聴にて新たにいつもとは違うパターンでの
音作りも提案してみました。

今までは、USやJAZZ、ROCK, ヨーロッパやUKやクラシックなどのジャンルにて
音の提案をして来ましたが、今回は今少しずつ見直されて来ている
日本の音をテーマにした日本バージョンも提案しております。

丁度、今度発売されます大貫妙子さんのNew LPが有りました。
そして当方は試聴盤にて中本マリさんを持って行っておりましたので
日本盤にての試聴にもなりました。

USやヨーロッパとサウンドを比較しても、やはりこれは日本だよね!
というサウンドに仕上げる事も出来ましたので、ご希望が有れば
日本バージョンも追加したいと思います。

4.JAPAN仕様 特別バージョン   33,000円(税込・本体込・組立込)                     
  電源部デカップリングコンデンサ交換(1か所) NICHICON
  カップリングコンデンサ(6か所)                       NICHICON
  OPアンプ交換                                                TI NE5532
  専用アース線,etc


また追加情報としまして、今回のフォノイコライザーはMC,MM対応となっておりますが
基本的にはMMと考えた方が今のところは良さそうです。
福田さんがStereo誌にて書いておりますがMC用としてはやはり
ノイズが気になるかと思います。

MCでの使用はトランスやヘッドAMPの使用をお薦め致します。


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昨日はステレオ誌試聴室にて午後よりずっとEQカーブ調整型真空管フォノイコライザーの取材をしておりました。

MOOK本誌での改造記事の為の様々なカスタムパーツでの試聴!
そして当方の連載 ” クラフトヴィンテージ ” での改造記事の試聴!

とかなりハードな内容の取材になります。

当方の改造は今までの経験から導き出される各パーツの選別と

とにかく改造をして音を聴いてみるというチャレンジ部分での改造、試聴としております。

今までの経験からとは、電源部やカップリングリングのコンデンサの交換
そしてOPアンプなど交換となります。

そしてチャレンジ部分という事にて今までやっていないパーツの提案をしてみたのですが
結果としては、このチャレンジ部分が一番シンプルで音の変化が有りました。

あえて合わない音同士の組み合わせでもこのチャレンジ部分の音の変化の方が
確実にリードして支配しております。

本当にオーディオとは不思議なモノですね。

また、やり過ぎるとこれまた癖が強すぎてバランスが悪くなるケースも有りましたので
改めまして改造パーツの組み立てをしております。

今回のチャレンジ部分は、また他の機会にてもっと掘り下げて連載の方にて
詳しく紹介したいと考えております。

当店のカスタム品は5種類提案しておりましたが、以下の3種類と致します。



1.US JAZZ・Rock仕様 特別バージョン   38,000円(税込・本体込・組立込) 残11台
  還流ダイオード交換(1か所)                           Motolora                      
  
  電源部デカップリングコンデンサ交換(1か所) Sprague
  カップリングコンデンサ(6か所)                       Sprague
  OPアンプ交換                                                BB OPA2134PA
  専用アース線,etc


2.ヨーロッパサウンド仕様 (VintageJoinリファレンス)   35,000円(税込・本体込・組立込) 残7台
  還流ダイオード交換(1か所)                           Telefunken                      
 
  電源部デカップリングコンデンサ交換(1か所) ROE GOLD
  カップリングコンデンサ(6か所)                       ROE・Siemens
  OPアンプ交換                                                TI LME49720
  専用アース線,etc


3.ヨーロッパ Classic仕様 特別バージョン    38,000円(税込・本体込・組立込) 残15台
  還流ダイオード交換(1か所)                           RFT                      
  
  電源部デカップリングコンデンサ交換(1か所) FROLYT
  カップリングコンデンサ(6か所)                      FROLYT
  OPアンプ交換                                                Tesla MAE2741
  専用アース線,etc

4.JAPAN仕様 特別バージョン   33,000円(税込・本体込・組立込)                     
  電源部デカップリングコンデンサ交換(1か所) NICHICON
  カップリングコンデンサ(6か所)                       NICHICON
  OPアンプ交換                                                TI NE5532
  専用アース線,etc


本日、改めて試聴室で聴いてみましたがやはりノーマルでは少し音の輪郭が甘く、音がぼけている感じが致します。改造して一人前と言ったところでしょう!

改造すれば本当にお薦めのAMPになりますので、自信を持ってお薦め出来ると思います。

カスタム品の予約を受け付けておりますので、お早めにどうぞ!

予約ご希望の方は
氏名:
郵便番号:
住所:
電話番号:
ご希望の商品名:
その他ご要望、質問:

上記ご記入の上、以下のアドレスまでご連絡頂けますよう
お願いします。
june15home@yahoo.co.jp



  




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前回、インストール予定しておりましたDannerのフェーダーですが

通常の使用には無理なようなので断念致しました。


そこでアクティブフェーダーの予備パーツにてフェーダー部をいくつか在庫しておりましたので

フェーダー部のみをパッシブで使えるようにインストールしましたものを販売致します。


今回は3個予定しております。


Neumann W444sta   1個        40,000円

LAWO W990  2個(ツマミは青か黒)  35,000円

ともにRCAのパネル処理をしております。

音の傾向としてはNeumannはフラットでナチュラルなサウンド
LAWOは少しソフトで柔らかい感じになります。

ご興味ある方は代々木でも聴けますので、ぜひどうぞ!


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