vintagejoin 代々木SHOP

代々木3丁目にて小さなヴィンテージオーディオSHOPを営んでおります。 オーディオ的なサウンドではなく気持ちよいサウンドを提案しております。 www.vintagejoin.com

2015年08月

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先月より試作しておりました、新作の16センチフルレンジ内蔵スピーカーの先行予約開始致します。
SHOPにて試作箱にて音出ししておりますので、ご興味ある方はまず、SHOPにて音を聴いてみて下さい。販売するスピーカーのエンクロジャーは当店のいつものブラウンカラーの物になります。外観の仕上がりも今までと同じになります。
ユニットが現行品では有りませんので今回も限定品とさせて頂きます。数に限りが有りますのでご了承下さい。納期は年末、11月から12月に掛けてを予定しております。
今回も当店らしい気持ちよくなってくれるスピーカーに仕上がっております。レンジは欲張っておりません。16センチユニットが一番気持ちよく鳴ってくれるレンジを重視して無理せず、自然な音が出るように作っております。まずは、聴いてみて下さい。

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ドイツヴィンテージ線を使ったシェルリード線5種のレンタルサービス始めました。


レンタル料は500円になります。
価格に含まれる物
・客様への送料
・返却の際の送料
・レンタル代(約1週間)

レンタルするシェルリード線

・Klangfiln単線 (ストライプ)  価格3,000円 
約0.4mmの紫エナメル線にシルク巻き、そして外皮となっております。戦後のKlangfilmアンプ内部より取出した信号系にて使用されている線になります。


・VEB単線 (黄緑)  価格2,800円 
約0.3mmの単線になります。当店ではRCAケーブルに使用しておりますがとても好評を得ております。


・エナメル線 (黒)  価格3,000円
 約0.35mm 60年代のドイツのエナメル線を使用しております。当店ではアクティブフェーダーのコネクタ信号系ケーブルとして好評を得ております。


・SIEMENS単線(白)  価格2,800円
 約0.4mmの単線です。当店ではスピーカーケーブルやAMP内での信号系ケーブルとして使っております。


・ヴィンテージ単線 (赤) 価格2,800円 
約0.3mmの単線です。AMP内の信号系ケーブルとして当店でも使用しております。一部のアンプビルダー達にも好評です。

詳しくは
http://www.vintagejoin.com/Phonocable.html

ドイツのリード線に興味ある方はどうぞ!
お試しください。

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年末に向けてのSale品でも有ります。16センチフルレンジの試作箱が来てから1週間、だいぶ部屋にも馴染んで来ました。
最初は箱はボコボコ、スピーカーよりの音離れも悪く聴けたモノでは有りません。
音の出方はとても気持ち良く出て来てくれるので今週の慣らしにて更に良くなってくれる事でしょう!
当方はあまり外に出て行って他のお店やイベントなどの音は聴かない!というか聴いても好みに合わないのですが、何が当方の好みと違うのか!というとひはり音が出てきた時の空間構成だと思います。
ここ1カ月の間に数か所で音を聴く機会が有ったのですが、やはり空間構成が取れていない!と感じてしまいます。
具体的に言うと、ボーカルを聴く場合にはまずボーカルの存在が感じられなければ行けません。そしてボーカルとバックの楽器との位置関係がしっかりと分らなければ行けません。一か所からレイヤーのように聞こえて来る!ステレオでは考えられないかと思います。
先日のあるイベントでもピアノ、ヴァイオリン、ホルンの3重奏ですが、楽器の位置関係はまったく感じられず一か所から重なって音が出てきておりました。音が団子になってないだけ良いのですが、やはり音の出方、空間構成というモノにもっと意識をした方が良いかと思います。みなさん低音だの分解力だの表情だのと言いますが、この空間構成も大事だと当方は考えております。ステレオというのはコジンマリとした音源ではなくて、部屋に広がる空間だと思うのですが、、、、

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当方はボリュームが好きで色々と集めて来ております。
その中で理想と考えるのが、優秀なトランスとボリュームの組み合わせによるパッシブボリュームになります。CD音源やハイレゾなどはこれでOKかなとも思えます。
アナログの場合にはやはりアクティブのプリが必要かと考えます。
今回もお客様の要望にてCD用にパッシブボリュームを製作致しました。
トランスはドイツのヴィンテージで利得は3倍を使用、ボリュームは東ドイツのこれまた
ヴィンテージになります。トランスに利得を付けたのはパワーアンプのゲインが若干
低いのでトランスにてちょっと元気を出そうという考えです。
東ドイツのボリュームは音は優秀なのですが、ペア取が大変です。数十個の中からマッチィングした
モノをセレクトして行きます。
本日よりSHOPにて音出し確認しておりますが、素晴らしい鮮度で音楽が楽しく鳴って
おります。これならきっとお客様も喜ぶでしょう!
ご興味ある方は、SHOPにてご相談下さい。

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オーディオは全体のバランスが大事だと考えております。アナログの場合は特に顕著に音に出て来ます。
高価なアイテムを使えば音が良くなるわけでは有りません。
どのような音にしたいのか?どうレコードを聴きたいのか!など考えながら全体のバランスを考えて行きます。と言ってもなかなか難しい物でも有ります。
今週は来週の納品に向けて入口から出口までのトータルにて購入頂いた方ように、システムの製作及びチューニングをしております。
個人宅ではなく、店舗で使われたいとの事!それも2フロア、トータル30坪位の部屋になります。
有る程度、音は通らなければなりません。そしてうるさ過ぎない事、お店で働いている方達は一日中聴くことになりますので、うるさいと疲れてしまいます。だからと言って静かすぎると面白くないですし、良い音にて、音がお店の隅々まで通り、尚且つ疲れない音!
お店にて実際のシステムにて音出ししながらの調整です。今回はElacのプレーヤーにDL102,
そしてフォノプリとパワーアンプ、スピーカーは8インチのモニター1本で鳴らします。
音の調整はフォノプリのプリ部とパワーアンプにて音を出して行きながら音の出方を微調整して行きます。調整方法としてはプリとパワーのゲイン調整、パワーのトランス交換による音の調整、またアンプの回路の設定等、ほぼセミオーダーに近いですがより良い音になるように変更、音出し、変更、音出しと繰り返して行きます。これはフルオーダーだから出来るのですが、すでに当方のシステムを使って来て頂いているお客様の場合にも音のシュミレーションは可能になりますので、チューニングが可能になります。
今回の音決めも何とか、先ほど終わりました。プリフォノはすでに完成しておりますので後はアンプのケーシングにて完成となります。今回、納品を兼ねてお店でセッティング及び音出しも立ち会いますので
当方も、想像通りに鳴ってくれるか楽しみでも有ります。

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