vintagejoin 代々木SHOP

代々木3丁目にて小さなヴィンテージオーディオSHOPを営んでおります。 オーディオ的なサウンドではなく気持ちよいサウンドを提案しております。 www.vintagejoin.com

2012年12月

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昨日はSHOPも早く切り上げまして地元、大磯にて大木和音さんのチェンバロコンサートに行っておりました。知人のお宅にて20~30人のサロンコンサートです。こんなに間近でチェンバロを聴ける機会も本当に少ないにて、貴重な経験でした。パリで作られた1770年製のレプリカという事ですが、すべての材料は当時の物にて作られておりとても希少なチェンバロという事です。反射板にはナポリの港のようすがテンペラ画にて描けれており、内部にも様々な模様が描かれております。チェンバロ自体が芸術品のような楽器であり、見ているだけでも十分に楽しめます。今回の曲目は
バッハのフランス組曲 第5番
ラモーのクラブサン曲集より3曲
    新クラブサン曲集より7曲
でした。
チェンバロは本当に不思議な楽器で、いろいろな音色が有り新発見が色々と有りました。
とても楽しい時間でチェンバロに小宇宙のような世界を感じます。
バッハとラモーは同時代の作曲家ですが、国が違うとこんなにも音楽が違うのか!と感じる事も出来ました。バッハの洗練された調律、そしてラモーの感情的な音楽、お国柄が出ております。

コンサートの後はパティーが始まり、大木さんはもちろんの事、調律師の狩野さん、そしてピアニストの門さんなどと色々とお話も出来ました。とても有意義な時間で有り、楽しいコンサートでした。

大木さんのCDは以下で購入出来ますので、チェンバロの世界をぜひ聴いて見てください。またチェンバロは録音も再生もとても難しい楽器です。オーディオシステムのテェック用に聴いている人もおり、自分のシステムのチェックにも使えます。
http://www.alt-neu.info/CD/index.html

*イタリア協奏曲のプロデューサーの宇田川さんは当店のお客様で、ご自宅用のスピーカーを購入頂いております。

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今年の春より始めましたモノラルレコードの盤おこしも新譜もいれて計16枚となりました。モノラルレコードの楽しさや音の良さをもっと手頃に知って貰いたい!聴いて貰いたい!という事にてスタート致しました。アナログっぽい!聴きやすいと好評を得ております。
来年はフルトヴェングラーの企画、そしてTANNOYカートリッジによるイギリス盤のおこしも予定しております。今年の感謝、そして来年の発展を願って本日より1月20日までの間、特別価格にて\1,000/枚(送料。税込)にて販売致します。新譜のMozartもとてもいい感じです。ぜひこの機会にお楽しみください!

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今年の春よりスタートしましたモノラルレコードの盤おこし、年末にはお陰さまにて16枚のリリースとなりました。ノイズ処理にかなり時間を掛けておりますのでポンポンと新譜を出す事は出来ませんが今後も時間を見ながら進めて行きたいと考えております。そして最初はモノラル盤の音の良さ!そして楽しさをアピール出来ればと考えてスタートして来ました、AudioBasic誌でも紹介して頂きました。来年は新しい展開も出来そうで新企画もスタートしております。そしてフランス、ドイツ盤を中心におこして来ましたが新たにDeccaなどのイギリス盤も来年には挑戦したいと考えております。
今年1年の感謝を込めて!そして来年よりのさらなる発展を願って12月20日より1月の20日までの1か月間、特別価格 1,000円(送料、税込)にて販売致します。
まだまだリリースが少ないですが、この機会にVintageJoinの盤おこしのサウンドをご賞味ください。
http://www.vintagejoin.com/CDR.html

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今月号のanalog誌にてTANNOYのバリレラを紹介致しました。今までは所有していただけであまり聴いていなかったのですが、ここにきて音の方でも再評価しております。試聴に関してはDualのベルトドライブに凡庸のパイプアームで聴いておりましたが、その時の印象はGEなどよりも音が甘くて聴きやすいカートリッジという感じで、どちらかというと音の表情はそんなに出るカートリッジではないという印象でしたが独特の味が有り、このカートリッジでないと聴けないサウンド
だと考えておりました。その後、オリジナルのスタイラスなどの入荷も有り数も揃ってくるのですが、今回の販売にあたり、スタイラスの選別も含めてDualではなくてElacの方で聴いてみると今までのTannoyとはまったく別の音が出てくるではないですか!甘くて華やかなサウンドに表情と奥行き感が加わり、今まで聴いていた物とはまったくの別物になりました。Elacはアイドラー駆動で四角い太めのアームが付いております。常日頃からアナログは時代を合わせる!マッティングが大事!と意識して来ておりますが今回のTANNOYがまさにそれで、野太いトルクのアイドラーにごっついアーム、そして選別したスタイラスを合わせた事により本来のTANNOYのサウンドが出てきたのだと思います。ドイツのElac,フランスのClement,イギリスのTannoyと良い音が揃って来ました。この音で有ればTannoyもDecca盤などで盤おこしが出来そうです。

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11月よりフルトヴェングラーの盤おこしをしております。今月は写真の物を進めております。ファンの方なら涎物のアルバムでしょう!
盤おこしをする時は前日より気分を高めて心の準備をして当日作業に入ります。ただ針を落とすだけでしょう!と言われる方もいるかと思いますが、前日よりセッティングをし、当日は気持ちを入れて盤に針を落とします。実際にはあとはプレーヤーやカートリッジ、そしてフォノイコ、ADコンバータが働いてくれているのですが、その針を落とす作業だけでも疲れてしまいます。ちょっと変かもしれませんが気持ちを込めて作業をしております。良い音楽には敬意を持って対応したいと考えております。

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