vintagejoin 代々木SHOP

代々木3丁目にて小さなヴィンテージオーディオSHOPを営んでおります。 オーディオ的なサウンドではなく気持ちよいサウンドを提案しております。 www.vintagejoin.com

2012年10月

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新しいプリアンプに使用するボリュームの選別をしております。
今回はイギリス製、ドイツ製、アメリカ製をメインとし巻き線ボリュームを好んで取り寄せました。ボリュームはAMPの中でもとても大事なパーツです。ボリューム一つでAMPの良し悪しも決まってしまいますので、当方は今までもボリュームには拘って製作して来ております。ドイツを中心にヨーロッパ系のサウンドを提案しておりますのでボリュームもALPSなどの日本製ではない物にセレクトしていくとなってしまします。ALPSなどの日本製のボリュームの最大の利点は誤差が少ない、均一で安心して使える品質になります。海外製はこの点、バラつきが多く、2連の物などはまず、ステレオとして使えません。自分が良く使うドイツのヴィンテージなどは+-10%の誤差が有りますので最大20%位違うという事になります。当方の場合はモノラル仕様が多いので良いのですがステレオで作る場合には多くのボリュームを揃えて、その中からマッティングを取らないと使えません。と言いながらも聴いてしまうとやはり海外製になってしまいます。最近はフランス物も良く聴くようになって来ており、AMPなどもフランスの物を聴いております。フランスのAMPなどでどのようなメーカーのボリュームを使っているのか知りたかったのでフランスより古いAMPやラジオからバラしたボリュームもまとめて取りよせました。今回のボーリュ―ムの選別で、当方が良いなと感じていたメーカーと、フランスより取り寄せたボリューム達の中で一番多かったメーカーが一致しておりました。感覚的なところですが、フランスとの感性がマッチしていたのはちょっと嬉しい次第です。

代々木SHOPではプリアンプとしてフェーダーを使用しております。ボリュームの位置に対して音のバランスが崩れない!音を上手く整えてくれる!などの効果が感じられとても素直なサウンドが特徴です。多くが70年代の物であり、決して新しくは有りませんが優れ物だと考えております。でもAudioをやっているとどうしても欲が出て来てこのフェーダー以上の物が作れないかと色々と模索しておりました。フェーダーの良い所を活かしつつ、今以上のサウンドを求めて試作したモノラルプリアンプが出来ました。フェーダーの特徴である立体的なサウンドを引き継いで、さらにワイドレンジにて奥行きのあるサウンドと空気感を奏でております。またパーツのセレクトにより好みのサウンドを作れるようにしております。
モノラルプリとしたのは、モノラル音源には音の奥行き感がとても大事だと考えており、その奥行き感を自然に出せるプリアンプがなかなかないと考えているからです。今回のプリアンプはフェーダー以上に音に深み、奥行き感が有りますのでモノラル用のプリアンプとして最適だと考えております。SHOPにてすでに試聴が出来ますのでご興味有る方はぜひ聴きに来て下さい。

昨日は初めてとなるモノラルレコード鑑賞会でした。
初めての会場、そして音出しにて完璧な音質とはなりませんでしたが
皆で音楽を共有出来ましたこと、嬉しい限りです。
遠方から参加頂きました方もおりました。
ありがとうございました。

今回は東ドイツNUEMANNのモニタースピーカーをメインにシステムを
組みましたが、部屋がちょっとライブにて音がボケ気味になってしまいました。能率の良いスピーカーの難しさ、そしてモノラルの難しさも改めて確認出来ました。
今後は他のスピーカー、アンプも含めまして手探りとはなりますが
これに懲りずに色々な音を出して行きたいと考えております。

毎月一度は開催して来たいと考えております。
気軽で楽しい鑑賞会にして行きたいと考えておりますので
今後もお気軽に参加して頂ければと思います。
また、レコードの方もジャンル問わずお持ち下さい。
みんなでモノラルレコードを楽しみましょう!



モノラルレコード鑑賞会を今週の土曜日に地元、平塚にて開きます。詳細は以下のページを参照下さい。
http://www.vintagejoin.com/KANSYOU.html
今回の鑑賞会は地元のセンターにふらっと出向いて何も考えずに申し込んでしまった次第です。初めての会場にてどんな音になるかも分かりませんが、代々木SHOPとは違った音やアイテムにて楽しみたいと考えております。今回の鑑賞会用に今まで、温めていた企画の新製品、プリアンプの試作品を持ち込む予定です。
アクティブフェーダーを超えるプリアンプをずっと構想していたのですが、良い感じの物が出来ました。まだまだ仮のケースでこれから微調整も必要ですが、確実に良く仕上がっております。当日、会場でもどんな音を出してくれるかも楽しみです。
みんなで一緒に音楽を楽しめる楽しい鑑賞会を目指しております。お気軽に遊びに来て下さい。

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当店はVintageショップでありながら積極的に真空管AMPの販売はしておりません。理由の一つに音質の問題が有ります。数年前までは真空管AMPしか当方も聴いておりませんでしたので真空管AMP派だったのですが最近は違って来ております。CDからレコードを中心に聴くようになって来てから特に真空管AMPから遠ざかって来ております。オーディオ機器を中心に音楽を聴くか?アナログレコードを中心に音楽を聴くか?という聴き方の問題になりますが今まではオーディオを中心に音楽を聴いておりました。ですからこのスピーカーは音が良い、このAMP、プリは音が良い!というような音楽の聴き方をしておりました。今は音楽を中心に考えるようになって来ております。そうするとオーディオ装置は出来るだけ癖のない、そして神経質でない音質を好んでおります、そうすると今の時点では真空管AMPではなく石のAMPをメインに使用している次第です。そんななか、ずっと個人的にも使用して来た真空管AMPが今回のGrundig NF-1
となります。元は業務用のAMPで民生用では有りません。球もELL80という管を使用しております。今までに使用して来た真空管AMPはというとE34の超3結、全差動から始まり、Quad供■味紕k,MC240,ダイナコ、上杉、etc,,と来ておりますが再度まで残ったAMPがこのNF-1になります。当方の聴き方はドッカン系では有りませんのでヴォーカルをメインに以下に声の表情が気持ち良く出るか!を意識しております。そしてこのNF-1をさらにSHOPにて半年位かけてチューニングしたのが今回のNF-1になります。
スペースの問題も有り、システム変更に伴う販売となります。
ご興味ある方はぜひ聴きに来て下さい。

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