vintagejoin 代々木SHOP

代々木3丁目にて小さなヴィンテージオーディオSHOPを営んでおります。 オーディオ的なサウンドではなく気持ちよいサウンドを提案しております。 www.vintagejoin.com

2011年12月

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皆さんはモノラル再生にてどのようなフォノイコライザーをお使いでしょうか?外部独立型でしょうか?プリアンプ内蔵型でしょうか?
代々木SHOPにてPierre Clementを鳴らそうと考えてフランスより
モノラルフォノイコ内蔵のプリメインアンプを取り寄せました。
真空管式のモノラルAMPです。CDソースなどはとても良い音にて聴かせてくれるので期待をしてたのですがclementを内蔵フォノで聴くと何とも貧弱な普通のサウンドになってしまいます。そしてゲインも低いようでボリュームをかなり上げないと聴けません。そこで当店オリジナルのモノラルフォノイコライザーを使用して聴くと、これがClementだ!という本来の音にて鳴り出します。内蔵フォノイコは確かに便利ですが内蔵フォノイコのせいでキチンとモノラルを楽しめていない人も多いようです。上記のようにゲインが足りない人、またはモノラルの高出力を受けきれずにアンプのゲインを落としている人などです。せっかくカートリッジが良い音にて発電してくれているのにその電圧を活かしきれていないという事になります。当店のモノラル用フォノイコライザーは利得を抑えてその分、キャパを大きく設定しております。さらにトランスで受ける事によりワンクッション入り、過大入力も上手く受け流してくれる作用も有るかと思います。内蔵フォノにて上手く鳴っていない方!一度外部フォノの検討をしてみては如何でしょうか?良いフォノイコライザーは本当に楽しくアナログを鳴らしてくれます。

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Haufeのφ40ミリのライントランスを木に埋め込みました。本日は朝から木仕事になりました。
MCトランスなどの小さなトランスを木に入れてアルミダイキャストにて仕上げておりますが、お客様のリクエストにてちょっと大きなトランスだったのですがチャレンジして見ました。本当は木をオイルなどで仕上げたかったのですが今のサイズでちょうどすっぽりと入っております。オイルを塗ると木が少し膨らみ入らなくなってしまいますので今回は無塗装にしてみました。木に入れれば音が良くなるの?と聞かれると本当のところは解りませんが、殆どのトランスが木に入れる、又は取り付けると音が良くなったように感じます。不思議ですね、、

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Elacのモノカートリッジのサファイヤのスタイラスが手に入りました。チェックしてみると案の定、ダンパーゴムがカチカチに固まっておりビクリとも動きません。Elacのこの手のスタイラス、eBayなのでも新品として売られておりますがまともな音が出る物は今まで見たことが有りません。殆がダンパーが固まっておりキチンとトレースすら出来ない物も多々有ります。今回のサファイヤ、早速バラシテみると
ボロボロとゴムが粉になって崩れて来ます。ダンパーゴムがカチカチになっているようです。早速ダンパーを入れ替えて聴いてみました。
普段のダイヤモンドと比べるとサファイヤの方が音が円やかに聴こえます。表情も良いですね!サファイヤの方が音が円やかとは聞いておりましたがその通りでした。耐用時間が40~60時間と短いのですが、これもこれで捨てがたいサウンドです。Pierre Clementもラジオフランセではサファイヤを指定していたと聞いております。Elacのサファイヤ針、これまた選択が増えました。と喜んでいるところで今度は、ダンパーゴムの素材も面白そうな物をゲット出来ました。さらに
楽しみが増えました。どんな音に仕上がるのか!目標は、もちろんClementのサウンドです。

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残念ながら在庫分は完売してしまいましたがLawoのモニターアンプにてモノラルアンプを作製しております。今回はオーナーの希望も有りMorganiteのごっついボリュームとEMTタイプのVUメーターにて
ラインアンプも作っております。ラインアンプ内部ではHaufeのトランス入力にてMorganiteのボリュームと贅沢な作りとなっております。
本来ならば、もう完成なのですが最後の最後にラインアンプの片方のパネルに傷を付けてしまい、ケースを再加工中です。Morganiteのボリューム、どんな音か楽しみにしていたのですが、当方が良く使用するドイツのボリュームとは違い、ちょっと華やかなサウンドがします。
モニターAMPは音の癖がないので組合わせるパーツにより音も
敏感に変化します。上手くアレンジすれば自分の好みの音にもしやすいAMPでしょう。

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