このところエテルナレーベルのサウンドを聴いております。ヴィンテージスピーカーでは東ドイツの音、西ドイツの音と当方は分けております。実際に音の傾向も違うように思えます。エテルナの音もまさに東の音です。音楽も楽器の音だけを聴かせるのではなく、ホールの響き、余韻も一緒にホールごと聴かせるサウンドです。そして音も前にドカンというよりは奥行きの有るドカンといった感じの音作りのようです。このエテルナのサウンドをキチンと鳴らせるスピーカーは難しいと思います。普通のスピーカーではつまらない表情のない音に聴こえてしまうでしょう!今までRFTなどの東ドイツのサウンドをずっと聴いて来ましたが、このエテルナを聴くと本当の意味でのソースとハードのマッチングを再確認出来るようです。まさにこのエテルナのようなサウンドを上手く奏でるスピーカーが東のスピーカーだという事です。エテルナレコード、とても素晴らしいレーベルです。そしてこのエテルナの音を本当に楽しめている人は少ないのでしょう!
東ドイツのスピーカーを聴いている人はぜひエテルナの音を聴いて見て下さい。その逆、エテルナレーベルが好きな人はぜひ東のシステムにて聴いて見て下さい!世界が変わる事、必至です!