2010年09月
24V電源Project-2

今回の電源は、操作を演出する要素も踏まえて、可変式としました。
アナログのレコードを掛けるまでの儀式のように、簡単では有りますがDC調整をしてからフェーダーやアンプを起動するといった具合です。
見た目も丸型のヴィンテージDCメーターを使うことにより今までの電源とは異なります。アンプやフェーダーが24Vですから安全を考えて最大でも25V位までの範囲で考えております。
音と演出、色々な要素で音楽を楽しく聴ければ良いですね。
Braun RT20
24V電源Project-1

ここ最近、アクティブフェーダー用の24V電源を作って来ておりますがお蔭様にてセレンもAEGダイオードのタイプも好評を得ております。
ともに出来るだけシンプルに作るように心掛けておりますが、さらに
上の電源を目指して電源を作ってみたいと思います。アンプは電源の音がする、と言われる方もいるように音作りにおいて重要なポイントです。上記のセレンやAEGの電源は整流素子、内部配線、などに気を使っておりますがトランスは日本製の物を使用しております。今回のプロジェクトではノイマンのオリジナル電源トランスを使用します。100V、117Vの一次が有り、2次が27V、1.5Ax2となっております。ノイマンブランドとなっておりますが、実際にはPIKATRON製のトランスになります。オリジナルの電源トランスでどれだけ音に変化があるかも楽しみです。3Aと容量も大きいので整流はセレンを2個使って処理しようと思います。
Neumann RV75

ノイマンのRV75、カッティング用コンソールにインストールされているレベルアッテネーサになります。お客様がずっと所有しており、どうしても音を聴きたいとの事にてケーシングしました。+-15Vの電源もセレンにて製作致しました。早速、音出しにて聴いておりますが、音が太い、濃度が濃いというのが印象です。W444のタンパクな音とは違います。ずっと音出ししていなかったでしょう。電源とともにこれからのエージングにてどのように音が変わるか楽しみです。
本来はライントランスとの組合せにて使用するようなのですが、トランスがないのでHaufeの別トランスにて使用を考えております。