vintagejoin 代々木SHOP

代々木3丁目にて小さなヴィンテージオーディオSHOPを営んでおります。 オーディオ的なサウンドではなく気持ちよいサウンドを提案しております。 www.vintagejoin.com

2010年09月

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9月のフランス特集も本日で終了となりました。この一か月間、じっくりとフランスのサウンドを堪能出来ました。お客様にも喜んで頂きまして何よりでした。ドイツのサウンドと比べると、艶の有るサウンド、そしてふくよかな低音が特徴です。またデザインも洒落ていて、見えないところでの色使いや箱の作り方などフランスらしいこだわりを再認識出来ました。来月からは共産圏特集という事で、これまた面白いアイテムを揃えております。ぜひ、代々木ショップにて体感して見て下さい。

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今回の電源は、操作を演出する要素も踏まえて、可変式としました。
アナログのレコードを掛けるまでの儀式のように、簡単では有りますがDC調整をしてからフェーダーやアンプを起動するといった具合です。
見た目も丸型のヴィンテージDCメーターを使うことにより今までの電源とは異なります。アンプやフェーダーが24Vですから安全を考えて最大でも25V位までの範囲で考えております。
音と演出、色々な要素で音楽を楽しく聴ければ良いですね。

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Braunの真空管ラジオRT20です。60年代初めのデザインで当時のラジオで一番シンプルでモダンなラジオだったと思います。ディータ―ラムス氏デザインの逸品です。ラムス氏デザインのソファをお持ちの方からの依頼にてドイツより取り寄せました。たまたまドイツのコレクターが2色を所有しておりましたので一緒に譲って頂きました。2色揃う事もなかなかないかと思います。外観のコンディションも良いでしょう。これからFMのチューニング、メンテ、そして木部のレストアに入ります。

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ここ最近、アクティブフェーダー用の24V電源を作って来ておりますがお蔭様にてセレンもAEGダイオードのタイプも好評を得ております。
ともに出来るだけシンプルに作るように心掛けておりますが、さらに
上の電源を目指して電源を作ってみたいと思います。アンプは電源の音がする、と言われる方もいるように音作りにおいて重要なポイントです。上記のセレンやAEGの電源は整流素子、内部配線、などに気を使っておりますがトランスは日本製の物を使用しております。今回のプロジェクトではノイマンのオリジナル電源トランスを使用します。100V、117Vの一次が有り、2次が27V、1.5Ax2となっております。ノイマンブランドとなっておりますが、実際にはPIKATRON製のトランスになります。オリジナルの電源トランスでどれだけ音に変化があるかも楽しみです。3Aと容量も大きいので整流はセレンを2個使って処理しようと思います。

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ノイマンのRV75、カッティング用コンソールにインストールされているレベルアッテネーサになります。お客様がずっと所有しており、どうしても音を聴きたいとの事にてケーシングしました。+-15Vの電源もセレンにて製作致しました。早速、音出しにて聴いておりますが、音が太い、濃度が濃いというのが印象です。W444のタンパクな音とは違います。ずっと音出ししていなかったでしょう。電源とともにこれからのエージングにてどのように音が変わるか楽しみです。
本来はライントランスとの組合せにて使用するようなのですが、トランスがないのでHaufeの別トランスにて使用を考えております。

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