vintagejoin 代々木SHOP

代々木3丁目にて小さなヴィンテージオーディオSHOPを営んでおります。 オーディオ的なサウンドではなく気持ちよいサウンドを提案しております。 www.vintagejoin.com

2010年02月

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いつからドイツも物を集めているのですか?と良く聞かれます。
会社勤めをするようになってから毎日帰りも遅く、オーディオは殆ど聴かなくなっておりました。そんな中、真空管AMPは小音量でも音楽を楽しめると雑誌で読んだのきっかけに真空管のキットを作りました。そしてそのAMPに会わせて始めてオークションにて手に入れたのがISOPHONの2WAYシステムでした。相性もばっちり、そして何とも生々しいサウンドという事でこのシステムをきっかけにヴィンテージのスピーカーを最初は日本製から集め始めました。そしてアメリカなどのユニットを経て、最終的にドイツに戻って来た次第です。そのときにはすでにIsophonのシステムは売ってしまい手元には残っておりませんでした。そして1本だけですが、本日Isophonのシステムが入荷致しました。さて、サウンドは、、、、。
やはり素晴らしいの一言です。本当に簡単な箱でユニットなのですが
どうしてこんなにも感性に訴えてくるサウンドを奏でるのでしょうか?Isophonは日本ではあまり人気のないようですが、Telefunken、Siemensなどよりもぜひ、聴いて頂きたいメーカーであり、サウンドです。

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これはこまったものです。IKONのスピーカーが完成して音だししておりますが、当方のリファレンスのSchulzのモニターのサウンドが霞んでしまいます。なんともリアルは血の通ったサウンドです。特性的にはけして立派ではないでしょう。でもこのサウンドは何とも言えません。箱に色々な仕掛けをしましたが、上手く効いているようです。日に日に血が通って来て良いサウンドになって来ております。
真空管、トランジスタ共に相性は良いようです。早く出荷しないと耳に良くないスピーカーです。心惜しくなってしまいそうです。

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特注にて作っております。IKONのシステムより外しましたユニットを使ったシステムの仮セッティング写真になります。12インチのアル二コユニットがインストールされております。いつもは8インチを聴いておりますので、流石に12インチとなると音の出方が全然違います。とても上品なサウンドで情報量も多く、聞き入ってしまいます。
とてもシビアなユニットのようでAMPによってかなりサウンドも変わるようです。中位気重視にて低音は欲張らず、後面開放にて設計しております。ボーカルが前に出てくるよう心がけております。

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