vintagejoin 代々木SHOP

代々木3丁目にて小さなヴィンテージオーディオSHOPを営んでおります。 オーディオ的なサウンドではなく気持ちよいサウンドを提案しております。 www.vintagejoin.com

2009年10月

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少しずつ、機会があればフランスのヴィンテージユニットも集めて来ております。今回のリビルドにて最後の調整をしておりますが、フランスのサウンドとは?どのようなサウンドを想像されますでしょうか?ドイツは比較的カマボコ型のサウンドですが、今まで色々と聴いて来た印象としては、フランスはドイツと異なり、低域が好きである
サウンド!というのが印象です。ふくよかな低域を好むようです。フレンチポップのオリジナル盤のレコードなどもかなり低域が強調されております。軽いサウンドでは有りません。今回のリビルド調整でも自分の好みのサウンドか?それともフランスらしいサウンドにするか?悩ましいところであります。

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バッフルの穴埋め、再塗装、木部のメンテがやっと終わりました。内部の塗装もし、ユニットの取り付け完了です。
ユニットは散々迷いましたが、最終的にはAUDAXのアル二コ8インチに決めました。とてもカッコいいユニットです。サウンドが楽しみですね!

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システムを分解致しました。バッフルと裏蓋は15ミリのパーチクルボードで、後の4面は合板にて仕上げております。合板もしっかりしており箱の作りは良いようです。バスレフのボード穴とツイータの穴を埋めて8インチフルレンジ用のエンクロジャーにする予定です。
パーチクルの古い物は角からボロボロになりやすいので、ニスなどで補強も兼ねて表面を固める予定です。問題なのは(だったのは)このシステムに使われていたユニットです。ウーハーはウレタンエッジにて触るとボロボロです。コーンもプラスティックにて最低のユニットです。このような作りのユニットを見ると悲しくなります。このようなユニットを作っていたから日本のスピーカーは駄目になったのでしょうか?メーカーの手抜きとしか思えません。
今回のシステムにどのユニットを使おうか?
AUDAX、Philips、LOEWE,Telefunkenなど思案中であります。

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サンスイのシステムに良く似たシャープのシステムを手に入れました。8インチウーハーと6センチのツイータによる2WAYシステムのようです。このシステムをリビルドしたいと思います。サンスイのシステムを以前にIsophonのユニットにてリビルドしております。今は自宅にてよく聴く愛機となっております。このシステムも上手く化けると良いのですが!
エンクロジャーを自作するのは、結構大変な物です。仕上げがやはりプロとは違うので、いかにもDIYという感じになってしまいます。一番簡単で手頃な方法が、同じようなユニットが入っているスピーカーを自分でリビルドしてしまう方法かと思います。今回は完成するまでを順次、プログで紹介して行きたいと思います。

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