今話題の中国製TOPING系デジタルアンプです。Tripath TA2024 が使われておりアコ3と言われているタイプになります。値段も手頃でまあまあの評価ですので取り寄せて聴いてみました。CDソースにてSchulzのモニタースピーカーにての試聴になります。最初の印象は低音の伸びは言いのですが、質感は無く面白みのないサウンドと言ったところです。数日のエージングを得ての印象も大きくは変わりません。デジタルアンプはスピーカーとのマッティングが重要という事ですので
インピーダンス等のマッティングが合っていないのかもしれません。
レンジは申し分ないのですが、質感のない低音は要りません。中域が前に出てこないので、フラットでつまらないサウンドと言ったところでしょう。モニタースピーカーですので、なおさらそのように聴こえるのかもしれません。ユニットの方にもっと特長があればこのようなアンプでも良いかもしれません。コンパクト、消費電力も低く、すでに多くのカーステレオでは使われております。今後、オーディオの世界でも時代の流れからしてデジタル化してくる事でしょう。今後のサウンドに期待したいですが、今の技術者の感性では、情緒ある、音楽性の有るサウンドにする事は難しい事でしょう。