vintagejoin 代々木SHOP

代々木3丁目にて小さなヴィンテージオーディオSHOPを営んでおります。 オーディオ的なサウンドではなく気持ちよいサウンドを提案しております。 www.vintagejoin.com

2009年05月

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当方は普段、ヴィンテージのフルレンジを聴いております。レンジは狭いですが中域の分厚いサウンドと表現力は今のユニットには
ないサウンドです。耳が慣れてしまっているせいか現代のハイエンドなどを聞くと低域の伸びには驚きますが、レンジが広い分、中域の音楽のコアである部分が薄っぺらいサウンドに聴こえてしまいます。当方の好みは明らかにかまぼこ型のようです。ヴォーカルが如何に綺麗に聴こえるか!を常に意識しているので、そうなったのでしょうか?また聴き方も細かい所はあまり気にせず、気持ちよく聴こえるか?表現力があるか?ヴォーカルが前に出ているか!などを重視に聞き比べいたします。レンジの広さやバランスでは有りません。音楽性というのでしょうか?各システム達の個性を認めた上で、音楽的な表現力を
意識しております。オーディオ屋には向かいない聴き方かもしれません。

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最近、当方の周りではモノラルで聴く人達が増えて来ております。SP盤などの古い音源を聴かれる人以外にも60年代、70年代のロックやプログレ、ポップスまで様々です。ロックなどでもステレオよりモノラルの方が音がストレートだったり、隠れた音も聴こえるようです。あと最大の特徴は部屋のどこで聞いても定位がないので楽しめるとの事もあります。先日もとあるイベントにてハモンドオルガンのロック音源を聴く会というのが有りまして、日本有数のレコードコレクター達の集まりが有りました。そこでハードの面では当方が担当しアナログをメインにモノラルにて楽しみましたが、モノラルだから聴こえる音というのが有るようで、コレクターの方達も今まで気が付かなかった楽器の音が普段聴いているレコードから聴こえたと発見をし、喜んでおられました。今一度、モノラルのサウンドを再認識しても良いかと思います。今のステレオの音もモノラルにて機会があれば聴いてみましょう。

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EABのW66フェーダーが届きました。W66aとは違い、つまみの無垢の物でしっかりとしています。スライド部はベアリングを使いスムースな動きです。このスライド部分が大きな特徴で内部構造はMAIHAKと殆ど同じです。MAIHAKが4点でのスライド部の固定に対して、EABは44個ものベアリングを使用しております。44個も本当に必要だったのでしょうか?もっと少なくても十分なのではと考えてしまいます。内部構造、特に抵抗部が同じパーツでも出てくるサウンドが違うところが不思議なところで、オーディオの神秘の部分でもあります。抵抗は同じ、配線に使われている線材は明らかに違いますので、この線材の違いが音に出るのでしょうか?

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何とも言えない露骨なデザインAMPです。MusicBoxにインストール
されていた業務用のAMPという事ですので、このようなデザインなのでしょう。Grundigのスピーカーはファンも多く、とても素晴らしい表情を奏でるスピーカーですが、こちらのAMPもまたとても音楽性の高いサウンドを奏でます。とにかく聴いていて楽しく、音楽を聴きたくなるサウンドです。このAMPはリクエストによりドイツより取り寄せた物ですが、同じAMPを当方の自宅にて聴いております。一番音だししているAMPです。パワーAMPになっておりますので、プリかフェーダーとの組み合わせになります。自宅ではプリを使っておりますが、近日中に、フェーダーとの組み合わせにしようと考えております。

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