vintagejoin 代々木SHOP

代々木3丁目にて小さなヴィンテージオーディオSHOPを営んでおります。 オーディオ的なサウンドではなく気持ちよいサウンドを提案しております。 www.vintagejoin.com

2008年11月

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初めて見た時には本当に感動したスピーカーです。Philipsがこんなにかっこいいスピーカーを作っていたなんて、、、Philipsも60年代までは色々なデザインの物を作っております。70年代以降はデザインが面白くなくなってしまいます。グリルには金網を使い、ユニットはお馴染みのオクトやブラウンコーンがインストールされております。
ドイツのスピーカーには金網もよく使われております。日本ではまず共振を考えて使われない事でしょう。日本ではオーディオは音を聴く道具として、ヨーロッパではインテリアや、音楽を楽しむための道具として、、、デザイン、個性、サウンドと様々なバランスがあり、その中からセレクト出来ます。日本のオーディオは真面目過ぎます。
このスピーカーはサウンドも素晴らしく、とても艶のあるサウンドを聴かせてくれます。Philipsサウンドです。Philipsは他のメーカーと比べても比較的、プライスも安いのでお奨めのブランドです。
一度は聴いて頂きたいブランドです。

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イタリアより真っ赤なラジオが入荷しました。Brionvegaでも有名なZanuso&Sapperデザインによる物です。Siemens製になります。60年代のものとのことです。イタリアの物は比較的小型の物が多く、TS502のようにピッコロの美学があるようです。素材も木の物は家具調のバーズアイの物、そして60年代はプラスティック素材によるデザイン物とデンマークやドイツとも大きく異なりなす。そして色使いも独特です。ドイツは白、黒、木目以外は殆ど有りません。イタリアは赤、オレンジ、黄、緑、青と色鮮やかなラジオやプレーヤーが見られます。今後、少しずつイタリアのラジオなども紹介して行きたいと思います。もちろん、販売もして行きますのでお楽しみに!

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ヤコブイェンセンデザインのチューナーアンプです。この頃はスライドボリュームが流行っており、他メーカーもスライドボリュームを使っておりますが、チューニングもスライド式というのが、バング&オルフセンの凄いところで有ります。電気的な回路もしっかりしており、内部の作りもキチンと作られております。デザインとオーディオとしての機能が両立しております。デザインも奇抜ではなく、品格がありますので、このデザインはとても大好きです。このタイプ以降の物のデザインはあまり好きではありません。目黒のカーフにも非買品にて展示されておりますが、存在感があり、飾っておくだけでも素晴らしいデザインです。インテリアオーディオを提案するにあたり、ぜひとも使って頂きたい商品となります。

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Isophonに続いてRFTのボールスピーカーです。こちらは60年代の物と思われます。Grundigなどの西ドイツのものを意識して作られたのでしょうか?5インチのデュアルコーンがインストールされております。
エンクロジャーはMDFのような物で作られており、ジョリパットのような塗装で仕上げられております。面白い仕上げです。同じ構造で8インチのインストールされた12インチ位のボールスピーカーも有ります。サウンドはキチンとしており、かなり良いかと思います。いいかげんなようで、キチンとしたサウンドを聴かせてしまうところがドイツらしいスピーカーです。

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大好きなIsonettaのボールスピーカーです。最近はアンソニーギャロなどボールスピーカーをよく見るようになりました。こちらは70~80年代の物ですが、古くからボールスピーカーは作られていたようです。Grundigのaudioramaは有名ですね。RFTにもボールスピーカーもあります。このIsonettaは3インチがついているようですが未開封品にて開ける事が出来ません。白も2ペア所有しておりますが、こちらも未開封品です。結構良いサウンドがすると聴いてはいるのですが、開封する勇気もなく、ずっと飾ったままになっております。良いのやら、悪いのやら?といったところです。デザイン、色ともにかわいいスピーカーですね。

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