vintagejoin 代々木SHOP

代々木3丁目にて小さなヴィンテージオーディオSHOPを営んでおります。 オーディオ的なサウンドではなく気持ちよいサウンドを提案しております。 www.vintagejoin.com

2008年03月

本日、待ちに待ったオリジナルの後面開放バッフルが出来てきました。ドイツのユニットは平面バッフルに限る、という方も多数いらっしゃいます。実際にドイツでも平面バッフルは今でも多用されており、ストレスのない活き活きとしたユニットのサウンドが楽しめます。また、平面バッフルはスペースをとるという欠点も有ります。
よって平面を折り曲げて、後面開放にてバッフルをデザインしました。第1弾として5インチユニット対応の小さなバッフルを作りました。デザイン、素材にもこだわり、全て3次元のコーピンにてプログラミング加工をして貰っております。材料も最高級のフィンランドバーチ合板を使用しております。決してDIYでは真似の出来ない仕上がりとなっております。仕上げにはイタリアより取り寄せた蜜蝋ワックスを塗布して仕上げます。近日、HPにて販売スタート致しますのでお楽しみ下さい。

AUDAXのヴィンテージユニット、箱物をいくつか所有しております。(近日、HPでも紹介予定しております。)今まで保管していただけで
まともに音を聴いていなかったのですが、本日、じっくりと後面開放の物を聴いてみました。何ともすばらしいサウンドです。多分フロントマグネットのユニット物と思われますがとてもスイートなサウンドです。惚れ惚れしてしまいました。当方、言葉が下手なので言いにくいのですが、これがフレンチサウンドと言うのでしょうか?ジャーマンサウンドとは違った感じの表情が有ります。今後、このシステムにて色々と聴いて行きますので、HPでの紹介をお楽しみに!

先日、イベントにてヴィンテージのスピーカー販売に行って来ました。とても大きなショッピングセンターの1角にて音出ししておりましたが、どうも思うように音が出ません。中域の音がこもってしまい
腑抜けな音になってしまいます。背面に吸音板の壁があり両脇には何も有りません。前面にも何もなく、天井も4メートル以上は有る環境です。本来、ドイツのサウンドは核で有る中域が綺麗でないといけないのですが、どうやってもキチンとした音が出ません。困ったものです。ドイツのサウンドはこんな物かと思われてしまいます。そしてこれ程までに環境が違うと音が出ないかと実感した次第です。接客をしながら本来の音とは違いますと説明はするのですが、やはり今出ている音からは本来の音は想像出来ないかと思います。大変申し訳ないイベントになってしまいました。当方の試聴室は和室の6畳です。背面には防音カーテンがかかっておりステージ及びスピーカーの背面には大判の磁気タイルを敷いております。ステージはライブ、部屋はデッドとなっております。その他は特にいじっておりませんが、素直な音にて部屋のサイズからすると良い音だと皆さん、喜ばれます。スピーカーは置かれる環境にて音が変わります。そして皆さんの聴かれている環境はそれぞれ違うかと思います。この様な不確定要素の強いなかで、本当に当方が今聴いている音がベストなのかも分かりません。
そしてここでの音を基準に音の印象を述べております。これ自体もよくわかりません。このような事を書いているとわけが分からなくなって来てしまいましたので、この辺で終わります。

↑このページのトップヘ