最近のハイレゾはオカシイ!と業界内よりの声もよく聴くようになって来ました。(主にハードメーカー側の人達より)
とにかく、サンプリング周波数や量子化ビットを上げたがる!雑誌の付録データ音源もその傾向に有ります。ソフト会社の意向もあるようなのですが、再生側の事情はお構いなしのようです。

よく考えてみて下さい!

確かにハイレゾ化により音源の情報量はCDと比べても良くなっております。当方もDSD音源は確かにアナログに近い音がすると感じております。
しかし、ハイレゾ音源にしたからと言って今よりも良い音がアンプやスピーカーから出てくるとは限りません。

今の装置の音がイマイチなのでCDを止めてハイレゾ音源にするんだ!という方も多いかと思いますが
CDが上手く鳴らない装置ではソースがハイレゾに代わっても良い音にはなりません。

まずはアナログ部分であるアンプやスピーカーを今のCDソースでもキチンと鳴るようにする事の方が先決ではないでしょうか?

CDソースでもキチンとなるアンプとスピーカーになればハイレゾソースもキチンと気持ちよくなってくれるでしょう!

まずはハイレゾの部分ではなく、アナログな部分のAMPとスピーカーの方が大事かと思います。

また、ハイレゾだから音が良い!と言いますが

確かに情報量は増えますが、アーティストの演奏や歌がハイレゾになる事により上手くなる訳では有りません。録音の方も同じ事が言えます。

逆に録音や演奏の荒も出やすくなります。

データ上の情報が上がっても、それに見合ったアーティスト、録音エンジニアが伴わなければ意味がないようにも感じます。

オーディオ業界での売りが今の時代はアナログレコードとハイレゾですので、雑誌やマスコミを使って色々とキャンペーンをしております。

レコードからCDに代わる時も同じように、レコード針が無くなる!もうレコードは聴けなくなる!などと間違った情報も沢山流れました。未だにそのような事を言われる方も多く見られます。

アナログ、CD,ハイレゾ、ソース形態が変わってもアンプやスピーカーのアナログ部分は変わっておりません。

ステップアップを考えるのであれば、まずはアンプやスピーカーなどのアナログ部分を見直す事が大事ではないでしょうか?

ハイレゾ音源にしてもアンプとスピーカーから出てくる音は現状のアンプなり、スピーカーなりの音しか出て来ません!