メンテをしておりましたPierre ClementのターンテーブルH4の修理がほぼ終了し、昨夜は初の音出しとなりました。今回はアイドラーとモーターマウントのスプリング交換、そして微調整です。パーツもフランスより取り寄せてのメンテナンスです。入荷した時にはアイドラーのゴムも固まっており、モーターマウントのスプリングもヘナって
いる状態でした。回転させるとゴロゴロと嫌な音もしておりました。
今回のアイドラー交換にて回転もスムースになり嫌な音も出なくなりました。回転も安定しております。さて音出しです。もちろんカートリッジもPierre Clementです。このカートリッジ、上手く鳴らない、盤を選ぶ、フルオケは鳴らない、などとても特異なカートリッジで音も独特とように言われておりますが、本来の音はキチンとリファレンスとして通用する素晴らしいカートリッジです。さて、音の方は?
いや~感激です。まずこのプレーヤーにて音が出るだけでも嬉しい物です。といった具合に冷静に判断出来る状態ではないので落ち着いて来てから評価致します。友人はトレースが良く、普段なら上手くトレース出来ない盤が問題なく鳴っているとの事でした。
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