
エテルナ、メロディア、フンガロトンはどのレコードから始まり先月発売したおりましたエテルナ仕様のスピーカーなど、そしてお客さまとも色々と雑談しておりますと、やはり最近はソフトとハードが結びついていないのでは!と感じております。オーディオ装置は本来、音楽を楽しむ為の装置ですので楽しく音楽が聴けなくてはいけません。
今の装置は音楽でなく立派な音を出す装置になってしまっており、オーディオをやられている方達も音楽ではなく音を聴いておられる人達が多いように感じます。立派な音よりも音楽を聴ける装置をセレクト出来るようになれば、今後のオーディオ業界も変わって来るでしょう。前書きが長くなってしまいました。
昨日、Melodiaのシェエラザードを聴きました。代々木に1カ月以上前より置いてあったのですがなぜか聴いていなかったレコードです。
盤をクリーニングし早速の音出し!
これがまたすごいのです!最初の音からすぐに全神経が音に集中しております。そして頭の中に円形の天井の高いホールが現れました。
このステージ感、臨場感、今まで聴いて来たなかで一番のアルバムです。こんなにも引き込まれるような音は聴いた事が有りません。
至福の一時です。でもこれはレコードだけの音では有りません。部屋の広さ、スピーカーの配置、装置など色々なマッチングにより作られた音なのです。レコードの音だけではこのような空間は現れません。全てはソフトとハード、そして部屋、セッチィングによるマッチング
による物なのです。このところモノラル中心に聴いておりましたのでステレオ録音の利点を再確認した次第でも有ります。
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