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吸音材はウールとニードルフェルトを用意致しました。吸音材なしでは共鳴してしまいキチンとしたサウンドを奏でません。まずはニードルフェルトにて先端部に1枚と2枚にて試聴して見ました。1枚の場合は見事に化けました。音楽を楽しめるスピーカーになりましたが、多少の共鳴が聴こえます。2枚の場合は完全に共鳴しなくなりましたが音が落ち着きすぎてしまい、面白く有りません。低域もあまり伸びていないようです。ニードルフェルトの場合は1.5枚位が良さそうです。次にウールをかるく先端部に詰めての音だしです。最初の一音からしてニードルフェルトとは違います。音に表情があり、低域も伸びています。共鳴もしておりません。これです!色々とCDをとっかえひっかえ聴き鳴らしましたが、これが一番良さそうです。音にも癖がなくごく普通のエンクロジャーと何ら変わりません。共鳴管スピーカーくささが感じられないサウンドです。そして低域も控えめの75hzでの設定もバッチリだったのでしょう。とても品の有るサウンドです。TQWTは背圧もなく、後面開放に近いサウンドだと言われますが、これなら色々なユニットでも楽しめそうです。試作としてラワン合板にて簡単に作ってしましましたが、ここまで良い音で鳴ってくれると仕上げにも欲が出てしまいます。もっとキチンとした合板を使えばよかったかな!