ソビエト時代のゲルマニウムトランジスタ、コンデンサ、抵抗などを使用し
同じくソビエト時代のゲルマニウムダイオードにて整流したフォノイコライザーが完成しました。
上記以外にも信号系にはソビエト時代のヴィンテージ線、ヒューズを使っております。
果たして出音は?
ゲルマニウムトランジスタ特有の高域での揺らぎが脳内麻薬のようなサウンドにて
気持ち良いサウンドに仕上がりました。
当店のリファレンスはナチュラル仕様ですので、こちらは官能タイプという感じでしょうか?
チェンバロ、ギター、バイオリンなどの弦物は最高です。
ピアノも官能的に鳴らします。
欠点が有るとするとカートリッジよりも明らかにフォノイコの方が勝ちますので
安いカートリッジでも高級なカートリッジでもあまり違いが出てこないかもしれません。
空気感、音の余韻、ホールトーンなどはもちろんキチンと聞かせてくれます。
有る意味、安上がりなフォノイコとなるかもしれません。
注文生産にてまだ数台は製作可能ですので、ロシア、ポーランド、東ドイツ、チェコ、ルーマニア、ハンガリーなどのLPが好きな人にはお薦めかと思います。
価格は100,000円(税込)となります。
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