vintagejoin 代々木SHOP

代々木3丁目にて小さなヴィンテージオーディオSHOPを営んでおります。 オーディオ的なサウンドではなく気持ちよいサウンドを提案しております。 www.vintagejoin.com

2010年11月

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ずっと倉庫に眠っていたマグネチックスピーカー、良く良く聴いてみるとこれまた面白い音で有ります。ニアフィールドとしては最強かもしれません。レンジは狭く大音量も出ませんが、当方のようにヴォーカル中心であれば問題なく楽しめます。状態もとても良く、エッジはセーム皮のようです。マグネットも大きくしっかりとした作りになっております。ドイツの物とは大違いです。物資も豊かだったアメリカならではでしょう!12月の代々木SHOPのイベントは当方も楽しみです。今までキチンと聴いていなかったアイテムをじっくりと吟味して楽しもうと思います。お楽しみに!

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12月のモノラル特集の準備をしております。今回はずっと倉庫に眠っていたマグネチックスピーカーも持ち込む予定です。で、早速レストアしております。ピアレスの有名なカテドラル型マグネチックですが70年程前の物ですので、クロスもボロボロになっておりました。スピーカー部分はとても綺麗です。さて、どのようなクロスを貼ろうか!と考えても良い物が思いつきません。そこで大手の手芸屋さんの生地売り場を探索し良い物を見つけて来ました。価格も安く色々な物が有りました。ヴィンテージのクロスを探している方、手芸屋さんに行ってみましょう!いい感じのクロスが見つかるかもしれません。

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まずは、ひとつ目のインストールが終わりました。前回に説明した通りバッフルに押し付けるような形にてスピーカーを固定しております。
配線はまだ仮ですが早速音出しと行きます。とても良いバランスのサウンドです。中域の音の通りが良く、小さな音でも隣の部屋まで綺麗に音が通ります。言葉で表現するのが難しいのですが、なんとなくフィールド独特の個性という物が感じられるようになりました。
まだ音出し一日目ですので、色々なジャンルの曲にてもっともっと聴いてみたいと思います。

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電源を一時ストップして箱へのインストールをしております。今回はバッフルにネジにて留める方法ではなくバッフルに押し付ける方法にてスピーカーをセットしたいと思います。実は代々木SHOPにて小さなブックシェルフが有るのですが、5インチとは思えないほどの鳴りっぷりでお客様よりも好評のシステムが有ります。こちらのシステム、何の変哲もないユニットなのですが、マグネットの後方より抑えつけた方法にてインストールされております。先日発売されたモニターオーディオのApex10というシステムもウーハ―がそのように付けられております。どのような効果が有るかははっきりとは解りませんが、期待出来そうな方法です。
今回のザクセンのユニットをどのようにして抑えようかと色々と考えた結果、写真のようにマグネットのフレームに細工をして
マグネットのフレームから抑える事が可能になりました。今回はプレートにユニットがぶら下がる感じになりました。設置の前に箱のメンテに入ります。メンテにはイタリアから取り寄せたビーズオイルを使用しております。前の塗装にも馴染んで、湿気の多い日本にはオイルワックス系の方が簡単で良いと考えております。
今回のシステムも12月には代々木にて音出し、そして販売も致します。当時のオリジナル箱に入った希少なフィールドスピーカーです。
ぜひ、聴きに来て、そして皆さんの印象なども聞かせて下さい。

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先週、代々木SHOPにカンツォーネのCDを持ってお客様が来られました。最近は音楽を聴くのが楽しくて色々なジャンルを聴くのが楽しいそうです。そうです!楽しく音楽を聴けなければオーディオをやっている意味が有りません。お金を出して苦痛で楽しくない音を聴いているなんて、、、、
カンツォーネ、60歳以上の方達には身近であった音楽かと思います。当方の感覚でカンツォーネというと”オーソレミーヨ”などのベタな物のイメージが有りますが、イタリアの歌謡曲なのだそうです。
とても聴きやすく、日本の歌謡曲がどれだけ影響を受けていたかが想像できます。まるで日本の古い歌謡曲のような曲ばかりです。もちろんカンツォーネがオリジナルでしょうから、日本の歌謡曲はモノマネ?とは言わないまでも影響を受けていたと思います。そしてCDの中から気になったアーティストを調べて行くうちに、ミルバ&アストル・ピアソラに行きつき、タンゴへと来てしまいました。こうやって一つのアルバムから色々と広がっていくのもオーディオの醍醐味ですし、やはりライナーなどは貴重な情報源ですね。今時のダウンロードなどではその曲のみで、参加アーティストや、作曲者、作詞家などの情報すらわからないままに終わってしまっているかと思います。みなさんも音楽を楽しみ、新しい音楽を探求し、楽しんで下さい!

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