vintagejoin 代々木SHOP

代々木3丁目にて小さなヴィンテージオーディオSHOPを営んでおります。 オーディオ的なサウンドではなく気持ちよいサウンドを提案しております。 www.vintagejoin.com

2007年11月

待っていた平面バッフルの試作品が完成致しました。平面バッフルは部屋の環境や置く場所により音がかなり変わってくるので、販売は難しいのではとのアドバイスを色々な方より頂きました。でもこの開放的なサウンドは素晴らしく、とても聴きやすく当方の求めているサウンド上にあります。確かに低域に不満が出ます。とてもチープなサウンドだと思われる方もいると思います。合わせるユニットにもよると思いますが多少のチューニングがしやすいようにアレンジをして行きます。キットでの販売、完成品での販売を考慮して色々なユニットにて視聴中です。

10,11日と恒例の大磯エビナールにてヴィンテージオーディオの展示販売を致しました。今回はラジオスピーカーをメインにデザインの良さ、そして音の良さをそれなりにアピール出来たと思います。そして
みなさん、他のアイテムもじっくりと見たい、聴きたいとの要望も強いようです。何とか年内には視聴ルームをオープン出来るよう頑張ります。狭くて汚い倉庫ですが、オーディオ屋さんのショールームよりは実際の部屋に近い環境の中で聞き比べを出来る事と思います。

本日、当方が卸しているショップにてJensenの5インチアル二コフルレンジとGrundigのオーバル14×9の聴き比べをしました。CDソース、300Bのシングルアンプにてヴァイオリンの曲を聴いておりました。最初はJensenです。300Bの歯切れのよいサウンドにて普通にサウンドがなっております。密閉箱にて5インチですから
こんな物かなという感じなのですが、Jensenだけあって音はそれなりに良いとは思います。そしてGrundigdです。後面開放の簡単な箱です。低音は出ませんが、聴いていてとても楽しいサウンドです。おもわず体が動いてしまいます。この音を聴いてしまうと今度はJensenがつまらないサウンドに聴こえて聴く気がしません。さすがGrundig,そして後面開放の伸び伸びとしたサウンドのせいでしょうか?最近、平面バッフル、後面開放がとても気になります。低音も出ないし、セッティングが難しいからあまりお奨めしない人も多いと思います。でもこのサウンドを聴いてしまうとやはり、作るしかないでしょう。
今、バッフルの見積もりを取っております。プロジェクトのスタートです。

ドイツのスピーカーは聴いたことがない人達が殆どかと思われます。
視聴できるお店はわずかでしょう。出来るだけお手頃価格の物を紹介しておりますが、それでも1万円以上はする物です。やはり聴いてから判断したい、そして知らないメーカーの物に数万円も払えるかという人も多いでしょう。今の倉庫を少しずつ整理して、簡単では有りますが視聴できるスペースを作る予定です。決して綺麗な部屋では有りませんし、音響的にも優れている環境ではございません。ある程度の
環境が整いましたら予約制になりますが、視聴可能にし、実際に聴いて、見て、選んでと楽しんで頂けるよう部屋作りをしていく予定です。

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